建設関連ニュース 7月9日(日)

基礎鉄筋
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秋田県横手市の再開発事業 鉄骨造7階建ビルで施工不良

鉄骨造7階建の複合施設ビル建設工事において、建物の柱において施工不良が発覚。
基礎コンクリートのアンカーボルトが7〜8センチずれており、そのため1本の柱が内側に傾いた状態になっているとのこと。

外観を見るとほぼ出来上がっているので、どうやって外壁を納めたんだろうか?という疑問が浮かびます。

原因として考えられるのは以下の2点でしょうか。
現場を見たわけではないので、ただの想像にすぎませんのでご了承ください。

考えられる原因【その1】:アンカーフレームでの間違い

アンカーフレームの固定ミス

基礎コンクリート打設時に、アンカーフレームが動いてしまったのかもしれません。捨てコンの強度不足や、アンカーフレームの固定ミスなどが考えられます。

そもそも違うアンカーフレームを取り付けている

柱の大きさによってアンカーフレームの寸法も変わってきますが、据え付けるべきものが違っていた可能性が考えられます。

考えられる原因【その2】:基礎の墨出し時での間違い

施工図における寸法間違い

施工図の基礎の大きさや位置が、設計図と違ったものになっていたのかもしれません。

墨出し時における寸法間違い

現場経験者としては、これが一番可能性が高いのではないかと思っています。図面の寸法を見間違えることはよくありますので。

しかしそもそも、墨出しの寸法が7〜8センチも違っていたら、事前に加工してある鉄筋や型枠は納まらないのではと思います。やっぱり、原因は何かよく分かりません。全然違う所にあるのかもしれません。

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