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現場のトラブル
現場監督の仕事で発生するトラブル:投光器で貼ったばかりのフローリングがこげる
【投光器は現場では役に立つやつです】 建築現場で使用頻度が高い道具に「投光器」があります。現場には当たり前ですが、照明なんてないですから、夜や室内で光が入ってこない場合にはなんらかの明かりが必要になります。躯体工事の時から室内仕上げ工事の... -
現場のトラブル
現場監督の仕事で発生するトラブル:色が違う!とクレーム
【建築物は無数の色の組合せです】 建築物は様々な材料の集合体です。それぞれの材料(建材といいます)には当たり前ですが色があって、無数の色の組み合わせで全体が出来上がっています。 大きな部分だと外壁の塗装やタイルがあり、その色は建物全体の印... -
現場のトラブル
現場監督の仕事で発生するトラブル:配筋が足りない(明日配筋検査だけど…)
ある夏の終わりも近い日の夕方、現場も一日の作業が終了し、うす暗くなろうとしていました。今日で2階床配筋が完了。明日は配筋検査と床コンクリート打設という一大イベントの予定です。 一日の仕事が終わりかけ、やれやれとホッとするひと時でした。さて... -
現場のコツ
現場監督の仕事を解説『コンクリートを斫る』
斫り(はつり)は別に現場監督の仕事ではありませんが。 斫りとは、下のような機械を使って、現場のコンクリートの塊を砕いて、削り取る作業です。軽くはない機械(斫り機という)を抱え、刃先(ピックという)を斫りたい箇所に当てて、身体を固定しひたす... -
映画と本
映画の中の建築現場:『リーサル・ウェポン3』に現場監督としてツッコミをしてみる
リーサル・ウェポン。人間兵器なメルギブソン、て謳い文句の映画です。lethal weaponでgoogle翻訳すると、致命的な武器。なんだかよく分からないけど楽しげな感じが伝わってきます。 そんな致命的な武器であるメルギブソンの活躍を描いた痛快アクション映... -
映画と本
映画の中の建築現場:『私の頭の中の消しゴム』に現場監督としてツッコミをしてみる
2005年の韓国映画です。タイトルでだいたい内容が分かってしまう恋愛映画ですが。 若年性アルツハイマー症になった女性と建築家志望の男性との恋物語。こういう物語の場合病気になるのはたいてい女性だったりします。悲劇のヒロイン願望と守ってやりたいヒ... -
映画と本
企画書を作る時に参考となるおすすめ本3冊
社会人になるとなにかと「企画書」を作ることを求められます。 企画書なんていう大げさなものでなくても、提案書であったり要望書だったりは、仕事をしていればちょくちょく出てくるものです。そのように自分の考えなり要望なりを文書として作る機会は結構... -
体験談
現場監督の仕事で過労死をしないために、やるべき5つのこと
新国立競技場の建設現場で働いていた方が亡くなりました。自殺とのこと。 私は詳しい状況は分からないので、この件に関して語ることはできません。ただ、現場地獄から生還した一人として言わせてもらいます。 死んだらあかんで!死んだらそこでおしまいや... -
映画と本
最近、本を読む時に目がつらいと感じる方に:オーディオブックは超おすすめです
オーディオブックというサービスは読書というものを変えるのでは?と思うくらいです。 今までよりも手軽に本に触れることができ、より多くの人が本に親しめるようになり、人々の知識・知恵の共有が進んでいく未来がなんとなく、見える、ような気がする。 ... -
現場のコツ
現場監督仕事『ジュース買い』のコツを解説
現場仕事の合間、休憩時に飲む缶コーヒーは最高ですよね。身体の芯から冷えるような寒い日、レベル出しが終わっての休憩に飲む暖かい缶コーヒー。うだるような暑さの日、墨出しがひと段落し日陰に腰かけヘルメットを脱いで飲む冷えた缶コーヒー。どちらも...