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現場監督のコツ『足場図面の書き方』①

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仮設工事では現場監督は仮設計画図なるものを書かなくてはいけない。

建築工事を進めていくにあたって、敷地内にどのような仮設設備を配置するかを図面に落とし込んでいきます。仮囲いや搬入口はどうするのか?現場事務所や仮設の電気・水道はどう配置するのか?を、作業効率や予算やもちろん安全性などを考慮して最適解を導いていかなければいけない。これを「やりがいあるぜ!」と思うか「あーめんど」と思うかは人それぞれです。

中でも建物を囲うように設置する作業用の足場をどのようにするのかは重要。その足場の図面をどのように書いていくのか、を簡単に説明していきます。

足場は躯体との離れに気を付けろ

でも、気を付け過ぎると足場図面が全く進まなくなるので、だいたいでという感覚も大切。以下のような立面と平面の建物に足場を組むことを想定して書いていきます。

足場図面を書く時に悩むのが、どこから始めるか?ということ。
建物との位置関係で施工上問題がなく、かつ足場の割付がスムーズにいくのはどこがベストなんだ?といつも悩みます。

図面を前に考えていても進まないので、とにかく躯体から300mm離れた所にまず1つ足場を置いてみる。足場はとりあえず躯体から300mm離しておけ、というのが基本なので。

取っ掛かりができたので、どんどんコピーしてみる。

とりあえず曲がり角まで来ました。

はみ出してしまったので、ちょっと考えてみる。

なんとなく解決したので、次に進む。コーナー部分の足場は建枠同士をクランプで抱かして固定するので、70mm(建枠の芯々で)離しておく必要があります。

東面を伸ばしていきます。

いやあ、こうなると悩みますね。躯体との離れが少なすぎると作業しにくくなるのではないか?逆に離れ過ぎても作業はしにくいし、なにより危険です。ブラケットでも出さんとあかんくなります。そんな予算はないしなあ、なんて考えます。

悩んでいてもどうしようもないので、躯体との離れは300mm±100mmはOKとして進めていきます。

北面と西面を伸ばしていくとこんな感じに。なんだか上手くいかない予感がします・・・。

おお!そうだった!西面と東面、北面と南面は対称的にしないと納まらないですよね。

ということで、とりあえず建物の周り平面的には納まったような気がします。

あっ、吹き抜け部分を忘れていた。

次は立面図に取り掛かりたいと思います。

現場監督のコツ『足場図面の書き方』②

参考図書としてはこの本がおすすめです。

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