現場監督仕事のコツ『トランシットを水平に据える』

凱旋門と女性の写真

トランシットはレベルに比べて、水平に据えるには経験とコツが必要です。

レベルは現場において水平を出すときに使いますが、トランシットは直線の延長、垂直や直角を出すときに使います。

これがサッとできるようになれば、現場監督としてのレベルが一段階アップしたことを実感します。

  1. 三脚をできるだけ水平にセットし、三脚の上部の丸い穴から覗いて、地面上の目印が穴の真ん中に来るように位置を調整する。
  2. トランシット本体の3つのレベル調整ネジを見て、均等な高さになっているか確認する。
  3. トランシットは三脚の中央に位置するように設置する。
  4. 3つの調整ネジのうち、まず2つのネジの間のみで水平を合わせる。その後、残りのネジで気泡が中央にくるように水平に調整する。


とにかく、三脚を水平にしかも目印の真上に設置することが重要です。

コンクリートの上なら簡単なのですが、軟弱な土やゴロゴロした石だらけの場所に設置するのは難しいものです。

一度ハマってしまうといつまで経っても据えることができない、という状況に陥ってしまいます。その場合は、一度最初に戻って、再度三脚をキチンと設置するところから始めた方がよいかと。

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