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現場監督のコツ『一人でする墨出し』

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現場での墨出しは基本的に二人で行います。

墨つぼを持って糸をはじく役割は、経験のある方が担当します。そっちの方が難しいから。しかし、状況によってはどうしても一人で墨出しをしなきゃいけないということは頻繁に起こります。一人だから出来ません、では現場は進まない。じゃあどうするかですが、私自身いろいろとやってみたものです。

墨つぼの先っちょ(カルコという)をいかに固定するかがキモですね。短い距離であれば、自分の足で固定してやります。

足がつりそうになりますが、足が届く限りはこのやり方で行います。

それ以上の距離になると、なんらかの形で先を固定する必要がでてきます。通常、墨出しはコンクリート上にすることが主なので、このカルコに付いているやわな針はまったくもって役に立ちません。

まず選択肢としてはコンクリ釘を使うやり方があります。墨出しの印の所にコンクリ釘を打付け、先を巻きつけて固定して墨打ちをします。しかし、私自身はあまりこのやり方はしませんでした。釘を打付ける強さが難しかったりしますので。強く打込んでしまうと抜くのに苦労するし、弱くするとすぐ抜けてしまう。

ちょっと糸を強く引っ張ると抜けてしまい、とんでもない勢いでカルコと場合によっては釘もろとも自分に向かって飛んでくるので、かなり危険。

で、いろいろ試した揚句、実際によくやったのはジャッキベースを使う方法。

ジャッキベースは足場の一番下にある高さを調整するあれです。現場にはよくころがっていて、重さ的にもさほど負担なく持ち歩けます。それでいて軽すぎないので、先を固定するには支障がない。

ジャッキベースのベースの部分があまり痛んでいなくて、ネジの部分にあまり油っけのないやつが使いやすかったですね。

一人で墨出しするための道具とかはいろいろとあるようですが、タダでお手軽でしたので私はよくジャッキベースを使っていました。

現場監督のコツ『一人でする墨出し』②

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