2018年– date –
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現場のトラブル『台風』
台風の季節になると、台風の強風で足場が倒壊したというニュースがテレビで流れることがあります。足場が丸ごとめくれて、周辺の道路などに足場材が散乱している光景。そんな状況を見るとグーッと胸が痛みます。 これは現場監督大変だぞ・・・ もし自分が... -
現場監督の道具『スチールテープ』
【スチールテープとは何ですか?】 スチール?テープ?って何じゃい、と思われるかもしれません。私も現場に入ってすぐの時に「スチールテープ 持ってきて!」と言われたときは何それ、って思いましたし。 目盛りの部分が薄い鋼製の巻尺のことです。手持ち... -
現場監督の道具『カケヤ』
【カケヤは杭芯出しの時に使うよ】 カケヤ(漢字だと掛矢)とは、丁張り(遣り方)で木杭を打ち込む時に使う木鎚のことを言います。私の現場仕事では杭芯出しをする時に活躍をしてましたね。 掛矢で木杭を割らずに真っ直ぐに地面に打ち込むことは結構難し... -
現場監督の道具『レベル』
【現場監督といえば、スケール、墨つぼ、レベル、でしょう】 スケール、墨つぼに続く現場監督道具の御三家のひとつ。前ふたつとの違いは高価な精密機械であるということ。取り扱いには注意が必要。先輩からは「コレは精密で高いものだからくれぐれも扱いは... -
現場監督の道具『墨つぼ』
【これこそが建築現場を象徴する道具である】 まさにこの墨つぼこそが建築現場を象徴する道具といっていいでしょう。墨指しなる付属品と共に現場で直線を引く時に使います。もともとは大工さんが木材などにケガキ線を付けるために使っている道具、というイ... -
現場監督のコツ『足場図面の書き方:仕上げ』
では、いろいろと図面に書き込んでいきます。今回は、ごくごく基本的な項目だけにしておきます。以下のようなものです。 ・階段、階段手摺、階段開口部手摺枠 ・根がらみの単管、頭つなぎの単管 ・壁つなぎ(シート張りしますので2層2スパン毎に) ・養生... -
現場監督のコツ『足場図面の書き方:立面図』
足場の平面がなんとなく出来た感じなので、続いて立面図に取り掛かりましょう。 【立面図では現場のレベル確認を怠るな】 立面図を書く時にまず気を付けるのが、現場の地面の高さ、です。図面上のGLからどれくらい下がっているのか?建物周囲ぐるりでレベ... -
現場監督のコツ『足場図面の書き方:平面図』
仮設工事において、現場監督は仮設計画図という図面を書くことになります。 その図面を書く時に考慮すべき項目としては、主に以下の5つ。 ・仮囲いをどの範囲でどの程度頑丈にするのか?・搬入口はどれくらいの幅?ゲート等は?歩道や側溝の養生はどうす... -
現場監督の仕事『外壁工事』
仮設の電気を引いた後は、とりあえず外壁工事に取り掛かりますかね。 私が担当していた鉄骨造の建物では、ALCで外壁を作るのがほとんどでした。ALCとは、100mm程度の厚さの工場で作られたコンクリートパネルのようなもの。コンクリートに多く空気を含ま... -
現場監督の仕事『仮設電気工事』
【仮設の電気を引き込むといよいよ工事も本格化だ】 建物の周りを足場で囲い、各階の床コン打ちが終わったら仮設の電気を現場に引き込もう。これからの工事には何がなくとも電気がないと始まらない。 現場敷地の隅には電気の仮設ポールが突っ立ています。...
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