-
工事の流れ
建築工事の流れを解説:鉄骨造の建物【その3】
内装工事から建物完成まで見ていきます。ラストスパートです。 現場では、軽天屋さん、貼り屋さん、大工さん、クロス屋さん、床貼り屋さんなどをひっくるめて内装工事としての扱いだったりします。 LGSで組んだ天井や壁の下地の上に、木製建具の枠を取付し... -
工事の流れ
建築工事の流れを解説:鉄骨造の建物【その2】
外壁工事から断熱工事までを見ていきます。 【外壁工事】 外壁には集合住宅の場合、多くはALC(Autoclaved:高温高圧蒸気養生された、Lightweight aerated:軽量気泡、Concrete:コンクリート、の頭文字をとって名づけられたもの)を使用していました。厚... -
工事の流れ
建築工事の流れを解説:鉄骨造の建物【その1】
建築工事がどのような流れで進んでいくかを紹介します。ここでは鉄骨造の建物を取り上げ、着工から外壁工事までを見ていきます。 【現地調査】 現場の取りかかりはまず敷地や近隣の調査からです。資材搬入や工事に楽な現場ならいいなあ、なんて淡い期待を... -
工事の流れ
現場監督の仕事『現地調査』の流れを解説
現場の工事が始まるまでにはやらなければいけない仕事が多くあります。現場で最初の工事らしい工事は杭工事なのですが、それまでに現場監督がどんなことをするのかを書いていきます。 【とりあえず現場を見に行く】 現場が決まると、とにもかくにもまずそ... -
墨出し
現場監督の仕事のコツ『一人でする墨出し』【その1】
【墨出しは二人一組で行う作業】 建築の工事測量で、壁・柱・床などの中心線の位置、仕上げ面の位置またはそれらの逃げ墨を墨糸などを使ってしるすのが、墨出し(すみだし)と呼ばれる作業である ウィキペディア(Wikipedia) 建築現場における現場監督の... -
現場のコツ
現場監督の仕事『資材搬入』のコツを解説
【資材搬入を計画するには経験が必要】 現場では様々な資材をいつどこに搬入するのか、は大変重要です。現場の効率が全く違ってきます。建築物は資材を現場に搬入して、そこで組立てていくことで出来上がっていくものなので。 現場監督にとっての命綱であ...
-
施工図
現場監督のコツ『足場図面の書き方:平面図』
仮設工事において、現場監督は仮設計画図という図面を書くことになります。 その図面を書く時に考慮すべき項目としては、主に以下の5つ。 ・仮囲いをどの範囲でどの程度頑丈にするのか?・搬入口はどれくらいの幅?ゲート等は?歩道や側溝の養生はどうす... -
墨出し
現場監督の仕事のコツ『一人でする墨出し』【その1】
【墨出しは二人一組で行う作業】 建築の工事測量で、壁・柱・床などの中心線の位置、仕上げ面の位置またはそれらの逃げ墨を墨糸などを使ってしるすのが、墨出し(すみだし)と呼ばれる作業である ウィキペディア(Wikipedia) 建築現場における現場監督の... -
工事の流れ
建築工事の流れを解説:鉄骨造の建物【その1】
建築工事がどのような流れで進んでいくかを紹介します。ここでは鉄骨造の建物を取り上げ、着工から外壁工事までを見ていきます。 【現地調査】 現場の取りかかりはまず敷地や近隣の調査からです。資材搬入や工事に楽な現場ならいいなあ、なんて淡い期待を... -
施工図
現場監督のコツ『足場図面の書き方:立面図』
足場の平面がなんとなく出来た感じなので、続いて立面図に取り掛かりましょう。 【立面図では現場のレベル確認を怠るな】 立面図を書く時にまず気を付けるのが、現場の地面の高さ、です。図面上のGLからどれくらい下がっているのか?建物周囲ぐるりでレベ... -
工事の流れ
現場監督の仕事『鉄骨工事』の流れを解説
【テツダンゴのレベルは忘れないようにしよう】 いつものような朝、缶コーヒーを飲みながらぼんやりと現場を眺めて本日の工程を確認していた時、気付きます。 あっ!レベル出し忘れてるわ!! 今日は鉄骨が現場に搬入される日やったわ。穏やかだった朝が一... -
施工図
現場監督のコツ『足場図面の書き方:仕上げ』
では、いろいろと図面に書き込んでいきます。今回は、ごくごく基本的な項目だけにしておきます。以下のようなものです。 ・階段、階段手摺、階段開口部手摺枠 ・根がらみの単管、頭つなぎの単管 ・壁つなぎ(シート張りしますので2層2スパン毎に) ・養生...
-
工事の流れ
現場監督の仕事『外壁工事』の流れを解説
仮設の電気を引いた後は、とりあえず外壁工事に取り掛かりますかね。 私が担当していた鉄骨造の建物では、ALCで外壁を作るのがほとんどでした。ALCとは、100mm程度の厚さの工場で作られたコンクリートパネルのようなもの。コンクリートに多く空気を含ま... -
工事の流れ
現場監督の仕事『仮設電気工事』の流れを解説
【仮設の電気を引き込むといよいよ工事も本格化だ】 建物の周りを足場で囲い、各階の床コン打ちが終わったら仮設の電気を現場に引き込もう。これからの工事には何がなくとも電気がないと始まらない。 現場敷地の隅には電気の仮設ポールが突っ立ています。... -
工事の流れ
現場監督の仕事『立上り壁・各階床コンクリート工事』の流れを解説
【立上り壁は差筋が問題だ】 鉄骨工事が完了すれば、次に立上り壁と各階床のコンクリート工事が待ち受けています。 立上り壁で注意すべきは「差筋」かな。立上り壁の内側に土間配筋と一体化すべく差筋をするわけですが、これが結構な手間だったりします。... -
工事の流れ
現場監督の仕事『コンクリート工事』の流れを解説
【コンクリートは生ものだ】 コンクリート工事は現場の一大イベントです。別に楽しくはないけど。 コンクリートは時間経過とともに液体から固体に変化する文字通り”生もの”です。建築にとって非常に便利なものですが、非常にやっかいなものでもあります。 ... -
工事の流れ
現場監督の仕事『鉄骨工事』の流れを解説
【テツダンゴのレベルは忘れないようにしよう】 いつものような朝、缶コーヒーを飲みながらぼんやりと現場を眺めて本日の工程を確認していた時、気付きます。 あっ!レベル出し忘れてるわ!! 今日は鉄骨が現場に搬入される日やったわ。穏やかだった朝が一... -
工事の流れ
現場監督の仕事『型枠工事』の流れを解説
【型枠工事といったらレベル出しでしょう】 型枠工事における監督の仕事といったら、やはりレベル出しにつきるのでは。 型枠が組み上がった後、基礎コンクリートの天端の高さを型枠の内側に出していきます。いやほんと、うんざりするような作業だったりし...
-
墨出し
現場監督仕事のコツ『杭芯出しでの目印の付け方』
杭工事のための墨出しとして、杭芯出しがあります。ここに杭を打ってくださいよ、という目印を現場に付けていく作業になります。 といっても、杭工事前の現場には砂利や土が一面に広がっているだけで、どうやって目印をつけるのだと疑問に思うかもしれませ... -
墨出し
現場監督仕事のコツ『トランシットを水平に据える』
トランシットはレベルに比べて、水平に据えるには経験とコツが必要です。 レベルは現場において水平を出すときに使いますが、トランシットは直線の延長、垂直や直角を出すときに使います。 これがサッとできるようになれば、現場監督としてのレベルが一段... -
墨出し
現場監督仕事のコツ『バーナーを使用するときの注意点(基礎墨出し)』
基礎墨出し作業において、濡れたステコン上をバーナーで炙って乾かすことがよくあります。 その作業での注意点は、あまりに乾かすことに集中しすぎないことです。早く乾かしたいとの意識が強いあまり、周りの状況に目が届かなくなる場合があります。 そう... -
墨出し
現場監督仕事のコツ『水没したステコン上に墨出しをするには』
雨が降った後や地下からの湧水などでステコンが水につかってしまっている事はよくあります。 そのような状況にもかかわらず、明日から鉄筋工事だ!となれば、基礎の墨出しをしないといけません。 そのような場合は、墨ツボや墨差しを使わず、芯ホルダーを... -
墨出し
現場監督の仕事のコツ『一人でする墨出し』【その2】
ジャッキベースを使って、なんとかここまで一人で墨出しすることができました。直交する墨を2本打つところまできました。下図のような感じですね。 がまだしかし、これでは墨出しの完了にはほど遠かったりします。 例えば、上の図のような壁を作りたいとし... -
墨出し
現場監督の仕事のコツ『一人でする墨出し』【その1】
【墨出しは二人一組で行う作業】 建築の工事測量で、壁・柱・床などの中心線の位置、仕上げ面の位置またはそれらの逃げ墨を墨糸などを使ってしるすのが、墨出し(すみだし)と呼ばれる作業である ウィキペディア(Wikipedia) 建築現場における現場監督の...
-
施工図
現場監督のコツ『足場図面の書き方:仕上げ』
では、いろいろと図面に書き込んでいきます。今回は、ごくごく基本的な項目だけにしておきます。以下のようなものです。 ・階段、階段手摺、階段開口部手摺枠 ・根がらみの単管、頭つなぎの単管 ・壁つなぎ(シート張りしますので2層2スパン毎に) ・養生... -
施工図
現場監督のコツ『足場図面の書き方:立面図』
足場の平面がなんとなく出来た感じなので、続いて立面図に取り掛かりましょう。 【立面図では現場のレベル確認を怠るな】 立面図を書く時にまず気を付けるのが、現場の地面の高さ、です。図面上のGLからどれくらい下がっているのか?建物周囲ぐるりでレベ... -
施工図
現場監督のコツ『足場図面の書き方:平面図』
仮設工事において、現場監督は仮設計画図という図面を書くことになります。 その図面を書く時に考慮すべき項目としては、主に以下の5つ。 ・仮囲いをどの範囲でどの程度頑丈にするのか?・搬入口はどれくらいの幅?ゲート等は?歩道や側溝の養生はどうす...
-
現場のコツ
現場監督仕事のコツ『水中ポンプを移動する時』
水中ポンプは、基礎工事中には特によく使用する道具です。馴染みが深いので、現場では(スイポン)と略して言ったりもします。 現場に溜まった地下からの湧水、雨水などを排出して、現場の作業が進められる状況にしてくれます。 このスイポンの設置は意外と... -
現場のコツ
現場監督仕事のコツ『電気ドラムをうまく巻き取る』
電気ドラムは、現場では重宝する道具です。しかし、伸ばしきったコードを巻き取って片付けるのは面倒なものです。 適当に巻き取るとコードの山が偏ってしまい、途中でやり直すはめになります。私は以下のように行っていました。 左足で電気ドラムの台座を... -
現場のコツ
建設現場の基礎知識:軒天ボード貼り工事での注意点
本日の建設現場の基礎知識 軒天ボード貼りの前には雨トイを伸ばしておくことを忘れてはいけない ベランダや廊下の軒天仕上げにケイカル板などのボードを貼ることがあります。軽天屋がLGS下地を組んだ後に、貼り屋がボードを貼って仕上げていく工程となりま... -
現場のコツ
建設現場の基礎知識:夏場の暑さ対策(日差しを防ぐ)
本日の建設現場の基礎知識 首の後ろを日焼けするとシンドイので、とりあえずエリを立てておこう 5月にもなってくると照りつける日差しも強くなってきます。いよいよ夏も近いと実感する時期です。そうなってくると気になるのは日焼けですが、現場仕事だとこ... -
現場のコツ
建設現場の基礎知識:単管手すりを番線で足場に固定する方法
本日の建設現場の基礎知識 足場と単管を番線で固定する場合は、間に木片を挟むとよい 通常、足場の安全対策として手すりを設置することが一般的です。手すりは、足場の枠に単管を直交クランプで固定した構造です。 しかし、場合によっては短い手すりが必要... -
現場のコツ
建築現場の基礎知識:ヘルメットを足場にぶつけて首を負傷しない方法
現場内でかぶるヘルメットは「本体」と「下地のようなもの」の二重構造となっており、頭とヘルメット本体との間には数センチの隙間があります。 ヘルメット断面図 なので、ヘルメット装着時は自分の頭が数センチ伸びている感覚、車幅感覚ならぬ頭上幅感覚...
-
現場のトラブル
現場監督の仕事で発生するトラブル:台風対策
台風の季節になると、台風の強風で足場が倒壊したというニュースがテレビで流れることがあります。足場が丸ごとめくれて、周辺の道路などに足場材が散乱している光景。そんな状況を見るとグーッと胸が痛みます。 これは現場監督大変だぞ・・・ もし自分が... -
現場のトラブル
現場監督の仕事で発生するトラブル:現場監督が消える
【ある日突然現場監督がいなくなる】 現場監督が自分の現場をほうり出していきなりいなくなってしまう、という状況を目の当たりにしたことがあります。本当にこんなことがあるんだ、と驚きました。 バックレたのは会社の上司にあたる人で50歳代の男性でし... -
現場のトラブル
現場監督の仕事で発生するトラブル:投光器で貼ったばかりのフローリングがこげる
【投光器は現場では役に立つやつです】 建築現場で使用頻度が高い道具に「投光器」があります。現場には当たり前ですが、照明なんてないですから、夜や室内で光が入ってこない場合にはなんらかの明かりが必要になります。躯体工事の時から室内仕上げ工事の... -
現場のトラブル
現場監督の仕事で発生するトラブル:色が違う!とクレーム
【建築物は無数の色の組合せです】 建築物は様々な材料の集合体です。それぞれの材料(建材といいます)には当たり前ですが色があって、無数の色の組み合わせで全体が出来上がっています。 大きな部分だと外壁の塗装やタイルがあり、その色は建物全体の印... -
現場のトラブル
現場監督の仕事で発生するトラブル:配筋が足りない(明日配筋検査だけど…)
ある夏の終わりも近い日の夕方、現場も一日の作業が終了し、うす暗くなろうとしていました。今日で2階床配筋が完了。明日は配筋検査と床コンクリート打設という一大イベントの予定です。 一日の仕事が終わりかけ、やれやれとホッとするひと時でした。さて...
-
現場の道具
建設現場監督向け高精度レーザー測定器ガイド
正確な測定はプロジェクト成功の鍵です。今日は、最新かつ高性能なレーザー測定器を3つご紹介します。これらの機器は、精度、使いやすさ、機能の充実度など、さまざまな要素で選ばれています。 【概要】 高精度レーザー測定器は、建設現場、土木工事、土地... -
現場の道具
現場監督の仕事に必須な道具『スチールテープ』の使い方を解説
【スチールテープとは何ですか?】 スチール?テープ?って何じゃい、と思われるかもしれません。私も現場に入ってすぐの時に「スチールテープ 持ってきて!」と言われたときは何それ、って思いましたし。 目盛りの部分が薄い鋼製の巻尺のことです。手持ち... -
現場の道具
現場監督の仕事に必須な道具『カケヤ』の使い方を解説
【カケヤは杭芯出しの時に使うよ】 カケヤ(漢字だと掛矢)とは、丁張り(遣り方)で木杭を打ち込む時に使う木鎚のことを言います。私の現場仕事では杭芯出しをする時に活躍をしてましたね。 掛矢で木杭を割らずに真っ直ぐに地面に打ち込むことは結構難し... -
現場の道具
現場監督の仕事に必須な道具『レベル』の使い方を解説
【現場監督の仕事に使う道具といえば、スケール、墨つぼ、レベル、の3つが基本】 スケール、墨つぼに続く現場監督道具の御三家のひとつ。前ふたつとの違いは高価な精密機械であるということです。取り扱いには注意が必要。先輩からは「コレは精密で高いも... -
現場の道具
現場監督の仕事に必須な道具『墨つぼ』の使い方を解説
【墨つぼこそが建築現場を象徴する道具である】 まさにこの墨つぼこそが建築現場を象徴する道具といっていいでしょう。墨指しなる付属品と共に現場で直線を引く時に使います。もともとは大工さんが木材などにケガキ線を付けるために使っている道具、という... -
現場の道具
現場監督の仕事で必携の道具『ホルダー』の使い方を解説
【現場での筆記道具はコレ1択ですね】 シャープペンの芯がぶっとくなったヤツと想像すると近い、でしょうか。 現場で文字を書いたり、スミ出しの時に印を付けたりするのに重宝します。 シャープペンなど細くてヤワなヤツでは現場ではお呼びではない。また...
-
体験談
現場監督の仕事で身に付く、人生に役立つ貴重なスキル5つ
ここをご覧になっているのは、現場監督という仕事に興味がある方だと思います。現場監督の仕事内容に関しては以下にまとめていますので、ご参照ください。 ここでは、その現場監督という仕事を通じて得ることができる、5つのスキルについて解説をしていき... -
体験談
建築現場の基礎知識:現場監督は一日中寝ていても問題ない場合もある
ある日の朝、先輩が現場にやってこない。 普段は8時には現場にいるのだが、9時になっても来ない。携帯に連絡しても出ない。体調でも悪いのか?会社にでも寄っているのか?とも思ったが、普段から行動に謎な所があるのでほっとく。幸にもその日の現場は大し... -
体験談
建築現場の基礎知識:現場事務所には様々な人がやってくるので油断しない
現場事務所には様々な人間がやってきます。 訪問者は主に業者や職人など直接の関係者になりますが。たまに「我が社の製品を使ってください」という飛び込みの営業もあったりします。 ここらへんの仕事で来ている人達は、服装や雰囲気で分かるのだが、難し... -
体験談
建築現場の基礎知識:工事種別で職人のタイプは変化する
現場には様々な職人がやってくる。杭工事、土工事から始まって、仕上げのクロス貼り、器具取付まで。見た目も、年齢も、性格もバラバラの人達です。 しかし、現場を着工から竣工まで通して見ていると、職人のタイプにも傾向というか共通項が存在することに... -
体験談
建築現場の基礎知識:設計士はクセが強い人が多い
設計士:建築物を設計そして監理する人。国家資格としてある「建築士」という名称で呼ばれることもあるが、現場では「設計士」の方がよく使われていた。ちなみに業界内では「先生」と呼ばれている。 特に独立をして自分の設計事務所を構えている方は、一国... -
体験談
現場監督の仕事で過労死をしないために、やるべき5つのこと
新国立競技場の建設現場で働いていた方が亡くなりました。自殺とのこと。 私は詳しい状況は分からないので、この件に関して語ることはできません。ただ、現場地獄から生還した一人として言わせてもらいます。 死んだらあかんで!死んだらそこでおしまいや...
-
映画と本
「三体」-壮大な宇宙と人類の運命が交差する、圧倒的迫力のSF傑作!
中国の現代SF小説の金字塔ともいえる「三体」は、まさに圧倒的な創造力と壮大なスケール感で読者を惹きつける傑作です。リュー・ツーシンによって書かれたこの作品は、現代中国の文学界を代表する存在であり、その名は世界中に広がっています。まだ読んで... -
映画と本
人類の未来はどうなるのか?知りたいなら『ホモ・デウス』を読もう
時々ふと思う時があります。この先、テクノロジーが進化し続けると人類は世界はどうなるのか?と。どうやら未来はバラ色ではないと、日々のニュースは嫌というほど思い知らしてくれます。小さい頃夢見ていた、ドラえもんがいる幸せな世界はどこへ行ってし... -
映画と本
現場監督の仕事を理解するのに役立つ本『建築工事担当者のための施工の実践ノウハウ』
日々現場で仕事をしているだけでは、現場管理の全体像や細かい勘所がイマイチつかめない、と思っていませんか?実際私もそうでした。そしてそう思うことは当然だったりします。 現場管理をモノにするためには現場の経験だけでは足りません。参考図書による... -
映画と本
現場監督の仕事を理解するのに役立つ本『現場技術者が教える「施工」の本』はおすすめです
現場の仕事をしていた頃、現場施工について書かれた本でいいのがないかな、といろいろ探していました。実務をこなしているだけでは、いまいち現場の全体像が掴めないなと感じていて。 そんな訳で、時間があれば図書館や本屋やネットでかたっぱしから施工関... -
映画と本
映画の中の建築現場:『リーサル・ウェポン3』に現場監督としてツッコミをしてみる
リーサル・ウェポン。人間兵器なメルギブソン、て謳い文句の映画です。lethal weaponでgoogle翻訳すると、致命的な武器。なんだかよく分からないけど楽しげな感じが伝わってきます。 そんな致命的な武器であるメルギブソンの活躍を描いた痛快アクション映... -
映画と本
映画の中の建築現場:『私の頭の中の消しゴム』に現場監督としてツッコミをしてみる
2005年の韓国映画です。タイトルでだいたい内容が分かってしまう恋愛映画ですが。 若年性アルツハイマー症になった女性と建築家志望の男性との恋物語。こういう物語の場合病気になるのはたいてい女性だったりします。悲劇のヒロイン願望と守ってやりたいヒ...